予算が心配！お金の知識がない！まずは注文住宅の平均相場や費用内訳を知ろう！

予算が心配！お金の知識がない！まずは注文住宅の平均相場や費用内訳を知ろう！

注文住宅は設計の自由度が高い反面、何かと費用がかかることで知られます。
このため予算に余裕がなかったり、お金の知識に詳しくない方の中には、せっかくの注文住宅を諦めてしまうケースも目立ちます。
しかし自由設計の注文住宅であれば自分たちの理想の住まいを実現できるので、諦めてしまうのはもったいない話。
まずは平均相場や必要な費用の内訳から、しっかり学ぶことが肝心でしょう。
この点、土地込みの注文住宅で要する建築費の相場は全国平均で、約4400万円（令和2年）。
ただし首都圏などの大都市部では、これよりもさらに高くなる傾向が見られます。
また費用の内訳を見ると、土地の購入代金をはじめ、建物の本体工事費や附帯工事費、その他にも諸費用が必要になります。
特に諸費用には登記手続きの登録税や司法書士への報酬、不動産取得税や固定資産税など、意外と忘れやすいものが目立ちます。
したがって諸費用までしっかり計算して資金計画を立てないと、後から予算オーバーといった事態にもなるので、注意が必要でしょう。

住宅ローンの計画は注文住宅取得のための第一歩となる重要項目

注文住宅は高額な買い物となりますので、多くの場合には住宅ローンを利用することとなるでしょう。
土地と建物本体の価格がどの程度となるのかを想定し、借り入れる金額や返済期間をライフプランに合わせて無理のない計画となるように入念に考えていくことが望ましいものです。
変動金利は比較的低金利で推移しているものの、今後の経済情勢によっては利率が引き上げられる可能性があり、逆に固定金利であれば返済計画が立てやすいものの利率は高めに設定されていることからも、両者のどちらを利用するのかという点にも注意が必要です。
ご自身の年収や、手取り収入における返済額の割合も、様々なケースを想定して住宅ローンの破綻を招かないように計画してください。
憧れの注文住宅の実現のために、多少の無理な返済計画でもなんとかなるだろうと考えてしまいがちですが、安全マージンを多めに確保した上で実現可能な範囲の注文住宅を計画していくことが将来的にも大きな安心感につながっていくものです。